のんちゃん 便り
創刊にあたって(ホームページ開設にあたって)
ようやく授かった娘が、重い障害を持っていて、産まれても育たないだろうと医師に告げられたのは、妊娠8ヶ月の時でした。その2ヶ月後、娘は手足を持たずに産まれてきました。様々な合併症もありました。私達は、希望を持って生きて欲しい、望まれて生まれてきたのだということを伝えたいと、娘に望と名付けました。望は、重い障害を持ちながら、ゆっくりと成長をしていきます。私達は、それを見守りながら、望の生きていく強い力を感じていました。
2才3ヶ月の時、いきなり10センチ余りの右腕で全身を動かし、ずりばいを始めました。そのことがきっかけで私達は、望の通信を発行することにしました。お暇なときにでも読んで頂ければ幸せに存じます。
どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。
皆様の感想やご意見をお送りいただければとてもうれしく思います。
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1997年7月26日 向井 宏、裕子
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