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障害をもつ子どもへのサポート障害をもつ子どもへのサポート
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私たちは、障害をもつ子どもが地域社会から分け隔てられることなく、あたりまえに一人の人間として尊重され、ありのままに受け容れられ、地域のつながりの中で育つことをサポートしたいと考えています。
法制度に基づく福祉サービス事業の運営に取り組みはじめる前から、法人独自の試みとして、障害をもつ子どものサポートプログラムを開発してきました。
これらの試みが、現在の「楽童ほうぷ」「相談支援ほうぷ」「ヘルプセンターほうぷ」の活動の土台となっています。
こどもILP(自立生活プログラム・こども版)
障害をもつ子どもたちが、地域のなかで自立して暮らすために必要な生活知識をさまざまな体験を通して学んでいきます。
こどもILP(自立生活プログラム・こども版) 開発の経緯
自立生活プログラム(ILP=Independent Living Program)とは、 施設や自宅などの閉鎖的な場所で暮らしてきた障害者が、地域のなかで自立して暮らすために必要な生活技能を先輩の障害者から学ぶものです。
障害者と健常者が共に生きる場を作るために、まず「障害者自身が力をつけていく場」でもあります。
プログラムは本人の目標に沿って組み立てられ、個人・グループの2種類の形態を組み合わせながら、 自立生活センターのピアカウンセラーによって提供されています。
引用元:『障害児の自立に向けた支援 はじめよう!「自立生活プログラム・子ども版」~地域で育ち暮らしていくために~』特定非営利活動法人地域生活サポートネットほうぷ、2012年2月発行
自立生活プログラムの根底にあるのは、重度の「障害」があるとみなされた人が、地域のつながりから排除され、子どもの頃から「どうせできない」と決めつけられることにより、生活のなかで試行錯誤しながらさまざまな体験を積み重ねていく機会を奪われてきた歴史です。
障害をもつ人自身が、子ども時代に奪われてきた体験と学びの機会を取り戻すために、健常者に近づくための「訓練」ではなく、障害をもちながら地域で自分らしく生きるために必要な生活技能(自分でできないことはどのように手助けを得て実現していくかという方法を含む)を自分たちで編み出し、それを今度は次の世代の障害をもつ人に伝えていく趣旨でつくられたのが、自立生活プログラムです。

当法人では、障害をもつ子ども(中学・高校生)の自立に向けた支援に取り組む過程で、実際に自立生活プログラムを立案・実践してきたピアカウンセラーの協力を得ることによって、「自立生活プログラム・子ども版」と称するモデルの構築を試みました。
「自立生活プログラム・子ども版」の目的は、生活技能を学ぶことに重きを置くことではなく、体験の幅を広げ、地域の人とかかわり、地域での活動の場を広げ、主体的に生きようとする力を育むことです。それは、本来であれば、かつて障害をもつ人たちが子ども時代に得られるべきはずだった体験を、地域に根ざした暮らしの中で、いまここで生きる子どもたちに保障していこうとするものです。
「自立生活プログラム・こども版」
モデル構築の試み
子どもが楽しんで取り組めるという観点から、仕事、買物・調理、身だしなみ・自己表現にかかわる活動などをプログラムに取り入れました。
それぞれの地域社会の特色や、対象となる子どもたちの個性や環境などにより、 テーマを設定していきます。
また、障害児支援と家族支援は分かちがたいことから、保護者支援を加えることが必要です。
開発当初の「自立生活プログラム・子ども版」のモデルは、次の図のとおりです。
開発時点での自立生活プログラムこども版は、仕事/買物・調理/住宅/身だしなみ・自己表現/保護者支援の5つの要素で構成され、それぞれに対応する活動モデルとして【しごと体験】【クッキング】【すまい】【おしゃれ】【講座・交流会】が設けられていた。
試行段階ではそれぞれのプログラムは2~4回で構成され、実施期間は1~3か月間にわたっています。
毎回のスケジュールや活動方法は、 写真や絵などの視覚情報を用いるなど、わかりやすく伝えるように配慮します。
なお、子どもがこれらのプログラムすべてに参加する必要はなく、個々のプログラムに独立性を持たせることによって、 子どもの関心に応じて参加できるように考慮します。
放課後等デイサービスでの活動の蓄積から、「こどもILP」へと発展
2014年から、放課後・休日における子どもたちの地域での活動拠点として、放課後等デイサービス「楽童ほうぷ」を開所し、「自立生活プログラム・子ども版」を実践していく中で、より広い観点から、たしかなソーシャルスキル/ライフスキルを育む「こどもILP」に発展させました。
こどもILPの概念図。「自立と社会参加」という目的を中心に、その構成要素として衣(い)・食(しょく)・住(じゅう)・働(はたらく)・学(まなぶ)・遊(あそぶ)という6つの観点が設定されている。
開発当初からのモデルの構成要素である〈衣〉〈食〉〈住〉〈働〉に加え、放課後や休日の暮らしを豊かにする遊びや学びの積み重ねをあらわす〈遊〉〈学〉を加えて、将来の自立につながる6つの柱で、自立と社会参加をすすめていきます。
現在、楽童ほうぷでは、「こどもILP」の枠組みに基づいてさまざまな活動を行っています。
*楽童ほうぷにおける「こどもILP」の具体的活用について、
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